(小布施町での雇用創出について、市村良三町長から激励を頂いた際の様子)

これまで、弊社の桐ヶ丘ラボ(東京都北区赤羽)で製造してきたスラックレールですが、新しく製造の体制が整ったこともあり、”スラックラインの聖地”である長野県小布施町に製造拠点を移すこととなりました。

スラックレールが、もともとスラックラインの練習用に開発されたアイテムであることはもちろんですが、今回の製造拠点移転には、それ以外にも大きな意味あるものになります。

スラックレールとスラックライン

まずは、改めてスラックレールという商品と、スラックラインというスポーツの関係性について知って頂きたい。

信州一小さな町”小布施町”から16歳のスラックライン世界チャンピオンが誕生するまでの、スラックラインとそれを取り巻く多くの環境や人々の軌跡を描いた書籍『楽しいだけで世界一!』。

スラックレールを開発するきっかけとなった、この本の著者であり、一般社団法人スラックライン推進機構の代表理事でもある林映寿さんとの対談の中を見て頂ければ、スラックラインとスラックレールの関係性がよくわかります。

 

桐ヶ丘ラボでの製造。
発売開始からこれまで、スラックレールは赤羽にある弊社の桐ヶ丘ラボで行ってきました。
梱包も桐ヶ丘ラボ近くにある、桐ヶ丘中央商店街での内職。また、ラベル貼り作業からにはなっていますが、同じく桐ヶ丘中央商店街で、活動される「社会福祉法人ドリームヴイ」のヴイ長屋のみなさんにも作業をお願いし、桐ヶ丘ラボを中心に地域活性を目指しておりました。
思いはそのまま、
製造ラインの強化を図る。
ありがたい事に、発売以降スラックレールを様々なシーンでご活用頂けており、桐ヶ丘ラボでは製造が追いつかないようなシーンも出てきました。
そこで今回、これまで二人三脚で様々な活動をご一緒してきた、スラックライン推進機構の協力もあり、長野県小布施町での製造が実現しました。
桐ヶ丘ラボで製造していた頃の思いは、そのまま小布施町でも地域活性に繋げられるような仕組みづくりをしていきます。
小布施町での雇用を産み出す。

製造拠点を小布施町に移すことで、製造工場での雇用が産む。スラックレールの需要が増えれば増えるほど、雇用も必要となり、地域活性に繋がるという、このサイクルこそがスラックレール開発のコンセプトでもあり、開発当初に実現を目指していた事です。

この”雇用創出”こそ、今回の製造拠点移転の最大の目的と言っても過言ではありません。 桐ヶ丘ラボで製造を始めた頃のこの思いを忘れる事なく、開発や発売後もたくさんのご支援を頂いた小布施町に、新しい形で恩返しをしていきます。

長野県小布施町は、全国でも屈指の街起こしので有名な地域で、全国行政のモデルにもなってる町です。そんな様々な仕掛けを展開する小布施町の市村良三町長に、このスラックレールによる雇用創出について、直接ご説明差し上げ、激励を頂く事が出来ました。町長をはじめ、町全体として取り組んで頂けています。

市村町長もスラックレール。
今回のプロジェクトのご説明に伺った際には、もちろん市村町長にもスラックレールを体験して頂きました。
やっぱり、スラックレールは乗った人みんなを笑顔にしてしまう、素敵なアイテムだと改めて認識できました。
スラックラインW杯の開催

そんな”スラックラインの聖地”、長野県小布施町では今年9月に2度目の開催となる、スラックラインのワールドカップが開催されます。

世界中からトップクラスの選手が一堂に集結し、熱い戦いが繰り広げられるワールドカップ。ご観戦される方も、参加される方も、開催地である小布施町で製造されたスラックレールで、スラックラインの練習をしてから会場へ行きましょう。

 

ワールドカップ開催にも
協力しています。
今回のワールドカップ開催にあたり、主催のスラックライン推進機構がクラウドファンディングを実施しています。
この活動にスラックレールも、お礼の品のご提供として協力しています。みなさんも、ぜひ内容をご一読ください。

これからもご愛顧ください。

今回、長野県小布施町に拠点を移すことになったスラックレール。

これまで、全国各地の方々に本当に支えられてきた商品です。製造の環境が代わり、これまで以上にパワーアップしたスラックレールには、みなさまのお力が必要です。 これからも、ぜひスラックレールをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い致します。

なお、桐ヶ丘ラボも一部製造および、商品開発の拠点として今後も活用してまいります。