開発者インタビュー

開発者の想い

スラックレールはスラックラインの練習用にと開発しましたが、そもそもスラックラインを始めたきっかけは、地域の公園の不審者対策で、そもそも公園で自由に遊べないことに対して何かないかと言う自問自答の上に始まっています。今に始まったことではありませんが、遊びも遊び場も制限され子ども達は与えられた環境で安全に遊ぶのが当たり前になってしまっています。

ジリリタでは現代の安心安全も最大限に担保しながら、遊び手には思いっきりそして遊び方も自由に作れる余白を残したおもちゃを提供したいと考えています。”simple is best” 年齢・性別・国境・障がいなどにとらわれず誰もが繋がり笑顔になれる遊びの提案がジリリタの使命です。

安全
安全素材

株式会社カーボーイは赤ちゃんからお年寄りまでのセーフティグッズや各企業様向け安全用品の開発・製造・販売を事業とする国内シェアNO.1メーカーでカーボーイ 廻本社長が25年前に子どものために角を安全にしようとはじめた安心クッションシリーズ。

素材

スラックレール本体で採用した素材のNBR(発泡ゴム)は弾力を維持しながらも強靭で引き千切れにも強い素材です。その一方、整形、形状維持が難しいのですが、中国協力工場とのたゆまぬ技術開発により高い水準での成型が可能となっており、大手自動車メーカーをはじめ多くの企業が素材として使用しております。またベビー、幼保の業界での厳しい安全の審査基準もクリアしております。
今回、(株)カーボーイ様の最強に安心な素材をスラックレールに採用させていただいております。

子どもの遊び場とスラックライン

現代は閉塞感に溢れている、当然感じない人もいるのは当たり前、でももっと自由に楽しいことを追求してもいいんじゃないかと思う。それによって人々がいや一人のヒトでも笑顔にできるならと考えると、遊び場が無いなら作れば良い。狭いなら狭い中で最大限に体も心も動かせるものを、それを根元に必要な要素と、可能な限りの条件で生み出したのがスラックレールです。

スラックラインと言う素晴らしいスポーツを普及させるために活動している共同開発のスラックライン推進機構並びグループチーム、そしてスラックラインの楽しさを伝える一助にをキッカケに開発したスラックレールと、カタチにしたり、伝えるために力を貸していただき共に作り上げてくれている協力社 のみなさま。スラックレールは、商品で世界中の人々が繋がればと思っていますが、既に多くの方々の繋がりで生まれようとしています。世界にひろがるのと同じくらい関わる方々の物語も伝えて行きたいと思います。

展望

スラックレールはスラックラインの要素を楽しんだり練習したりできるよう開発いたしましたが、スラックラインの持つ「体幹・バランス・集中力・姿勢」が、子どもたちの『発育・フィットネス・リフレッシュ・健康維持・スポーツ全般』などに手軽に取り組める点、場所も室内のみではなく、公園・ キャンプ場・ビーチなどのアウトドアでも楽しめ、終わったらジャブジャブ洗えるヘビーデューティさ、そして何より、繋ぐことにより一人から沢山の人々で楽しめることがわかってきました。

使い方も子どもたちを見ていると、ただ単に乗るだけではなく、コースを作る創造性を楽しんだり、2本のレールを平行にしてボールを転がしたり自由な発想で新しい遊びが生まれて行きそうです。年齢性別国籍障害を問わず笑顔で繋がっていけば素敵だなと思っています。

カーボーイ社長との2ショット
カーボーイ社長との2ショット

ジリリタの姿勢として、関わる全ての方達みんなで作る”スラックレール”だと考えています。
本体素材のNBR(発泡ゴム)はクッション性・耐久性・安全性を兼ね備えた、日本トップシェアのカーボーイ社での中国生産ですが、当初はまだ創業間もないジリリタと、直接取引をしていただけるわけでもなかったのですが、自力製作での試作による児童館でモニタリングをさせて頂いた子どもたちの楽しむ動画などを見て頂き、発泡ゴムの新しい使い方の可能性を感じて頂き、素材の仕入れならび開発のパートナーとなって頂くことができました。

その後の加工は、全て東京での加工になります。
ジョイント部分の抜き加工は、開発当初いまのようなシンプルな穴の構造ではなく、マジックテープや電車のおもちゃのレール部分のようなはめ合わせる形状で、ハサミやカッターなどで切ったり、レーザーで切ろうとして素材が燃えたり様々な試行錯誤しましたが、はめた時の丈夫さ、繰り返した時の耐久性・安全性から、今回の穴とジョイントパーツのアイデアが生まれました。

穴あけ加工の様子
印刷

スラックレールで大切な、本体の印刷はジリリタ桐ヶ丘ラボで行なっています。
ジリリタ桐ヶ丘ラボとは、ジリリタのオフィスがある赤羽から徒歩15分の、昔の団地の立ち並ぶ、シャッターが目立つ桐ヶ丘中央商店街の中で、35年間シャッターが閉じていた旧お茶屋さんを、御縁があり貸していただけることとなり。そこで、様々な試作、パッド印刷などを行うスペースです。印刷機械は足立区の株式会社安心堂のなんでもくん。印刷に関して、何度も安心堂に通わせていただき、安心堂丸山会長のご指導で技術などの習得をさせていただきました。

パッケージ

パッケージは弊社デザイナーと形状・デザインを含め様々な視点で協議を重ね決定。生産は会社からも程近い荒川区の袋工場に相談し、製作頂いています。
スラックレールの大きな特長でもある、持ち運びを最大限活かせるよう、そのまま色んな所に持ち出して頂けるよう、チャック付きのパッケージとなりました。

梱包

梱包は桐ヶ丘ラボのある、桐ヶ丘中央商店街での内職をお願いすると共に、まずはラベル貼りからですが、同じく桐ヶ丘中央商店街ので、活動される「社会福祉法人ドリームヴイ」のヴイ長屋のみなさんにも作業をお願いしております。
今後、印刷も含め少しづつお願いする仕事を増やして行き、地域活性に繋げていきたいと考えております。